こんにちは!滋賀県米原市を拠点にシステムキッチンの新設・交換を行っているあーち株式会社です。
「システムキッチンの取付工事って、やっぱり重いものをずっと運ぶから体力的にきついのかな?」そう思うことはありませんか?未経験から職人を目指そうとする際、自分の体力が持つかどうか不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、システムキッチンはパーツごとに分かれて届くため、搬入のコツさえ掴めば腕力に自信がなくても無理なく運ぶことが可能です。
この記事では、システムキッチンのパーツごとの実際の重さから、腰を痛めないための運び方のコツ、そして未経験者が安心して仕事を続けられる現場の環境についてご紹介していきます。
建設業界で新しいキャリアをスタートさせたい方や、モノづくりに興味がある未経験の方は、ぜひ参考にしてみてください。
■総重量100kgは持たない!

求人情報で「システムキッチン取付」という文字を見て、「冷蔵庫みたいに重いものを一日中運ぶの?」と不安になっていませんか。安心してください。
私たちは完成したキッチンをそのまま担いで階段を登るわけではありません。現場には何十個ものダンボール箱が届き、それを部屋の中で組み上げるのが仕事です。
・実は「分解」されて届く
メーカーから配送されてくるシステムキッチンは、家具屋さんで見るような完成品の状態ではありません。シンク下のキャビネット、コンロ下の収納、吊戸棚(ウォールキャビネット)、レンジフードといったパーツごとに細かく分かれて梱包されています。
リフォームや新築の現場では、まずこの分かれた部材を搬入することから始まります。例えばLIXILやクリナップといった主要メーカーの製品も、基本的には箱単位で運べるサイズになっています。巨大なキッチン本体を丸ごと背負うような無茶な作業は、構造上あり得ないのでご安心ください。
・箱1つは20kg前後
では実際に運ぶ箱の重さはどれくらいでしょうか。一番数が多いベースキャビネット(下の収納部分)は、引き出しや扉がついた箱の状態ですが、中身は空洞です。サイズや素材にもよりますが、重さは概ね15kgから25kg程度に収まります。
20kgというと、スーパーのお米10kg袋が2つ分、あるいは一般的な旅行用スーツケースの満タン時と同じくらいです。もちろん軽くはありませんが、成人男性なら一人で十分に持ち上げられる重さです。食洗機や加熱機器も別梱包になっており、それぞれ単体で運ぶため、極端な重量物を扱う場面は意外と少ないのです。
・一番重いのは「天板」
パーツの中で最も重量があり、注意が必要なのがワークトップと呼ばれる天板部分です。ステンレス製なら比較的軽量ですが、流行のセラミックトップや厚みのある人工大理石、天然石を使用した高級グレードの天板は、一枚で40kgから60kg近くになることもあります。
長さ(間口)も2550mm(約2.5メートル)以上ある長尺物が多いため、これだけは絶対に一人では運びません。必ずパートナーと二人一組で、声を掛け合いながら搬入します。エレベーターに入らない場合は階段を使いますが、これもチームプレーで負担を分散させるので、腰を痛めるリスクは最小限に抑えられています。
■腕力より「コツ」が9割

力任せに持ち上げようとすれば、どんなに体力自慢の人でも数日で腰や膝を痛めてしまいます。この仕事で長く活躍している職人は、筋肉で運ぶのではなく物理の法則を使って運んでいます。いかに「自分の体重移動」と「補助具」をリンクさせるかが、プロの技の見せどころです。
・台車と養生をフル活用
現場に到着して最初に行うのは、筋肉を鍛えることではなく「道を作ること」です。トラックから部屋の入り口まで、重いキャビネットを担いで歩くことはまずありません。平坦な場所なら、性能の良い台車(キャスター付きの運搬板)に載せて転がすのが基本です。
また、床や壁を傷つけないための「養生(ようじょう:保護用のシートや板のこと)」をしっかり敷くことで、滑らせるように移動させることも可能になります。重さを腕で支え続ける時間を物理的にゼロに近づける工夫が、現場には至る所に隠されています。
・重心操作で軽く運ぶ技
キッチンパーツを移動させる際、プロは「重心」を常に意識しています。例えば、間口が広いカウンターを移動させる時は、自分の体から離さず、骨盤のあたりに引き寄せて密着させます。
荷物が体から離れるほど、テコの原理で腰への負担は数倍に膨れ上がります。
逆に、自分の体の一部にするような感覚で密着させて運べば、足腰の大きな筋肉を使って楽に持ち上げることができます。筋トレのように腕の力で振り回すのではなく、体全体のバランスで「添える」感覚に近いのが、正しい運び方です。
・道具への投資は惜しまない
一人ひとりの負担を減らすため、最新の設備や道具を積極的に導入しています。ひと昔前なら人力で踏ん張っていた場面でも、今は便利な電動工具や昇降機がサポートしてくれます。
例えば、重いレンジフードを高い位置に固定する際も、片手で支えながらネジを締めるような無理な体勢はとりません。
専用のジャッキや支持脚を使い、機械に重さを預けてから、自分は「ミリ単位の調整」だけに集中します。道具を使いこなす知恵さえあれば、年齢に関係なく職人としてのキャリアを築いていけるのが、現代のシステムキッチン施工の世界です。
■正直「きつい」瞬間とは

どんな仕事にも大変な場面はありますが、システムキッチンの施工現場においても、体力的に踏ん張りが必要なタイミングは確かに存在します。
あらかじめ「どんな時が大変なのか」を具体的に知っておくことで、入社後のギャップをなくし、心の準備を整えることができます。私たちが直面するリアルなハードルを隠さずにお伝えします。
・階段上げはスポーツだ
最も体力を消耗するのは、エレベーターがない低層マンションやアパートでの搬入(はんにゅう:荷物をトラックから下ろして部屋まで運び込むこと)作業です。3階や4階まで、20kg前後のキャビネット(収納箱)を何度も往復して運び上げるのは、まさに全身運動です。
一箱の重量は持てる範囲内であっても、システムキッチン一式を設置するためには、パーツや周辺設備を含めて20箱以上の荷物を運ぶことも珍しくありません。足腰への負担はそれなりにありますが、一方で「ジムに通わなくても自然と体が引き締まる」と前向きに捉えるスタッフも多いです。
・夏場の搬入と水分補給
もう一つの試練は、夏場の現場(げんば:工事を行っている実際の建物)環境です。新築マンションやリフォーム中の住宅は、まだ電気が通っていなかったり、エアコンが設置されていなかったりすることがほとんどです。締め切った室内での作業は、外気以上に温度が上がることがあります。
特に重量のある天板や大型のレンジフードを設置する際は、集中力と体力を同時に使います。そのため、喉が渇く前にこまめに水分補給を行い、塩分タブレットを摂取するなど、自分自身の体調管理もプロの仕事の一部となります。
無理をして倒れてしまっては元も子もありません。現場の状況に合わせて休憩を取り、お互いの顔色を確認しながら進めることが、きつい夏を乗り切るための鉄則です。
■未経験でも続く「理由」

仕事のきつさを知ってもなお、多くの未経験者がこの世界に飛び込み、長く続けているのには理由があります。それは、単に「我慢強いから」ではありません。
体への負担を最小限に抑え、仲間と協力しながら達成感を味わえる環境が整っているからです。長く健やかに働き続けるための、現場の知恵とチーム文化について紹介します。
・無理しないチーム連携
あーち株式会社の現場では、個人の筋力に頼り切ることはありません。重い荷物や、サイズ(間口や高さ)の大きい部材を扱うときは、必ず「二人で持ちましょう」と声を掛け合います。一人の力で無理をして持ち上げ、製品を傷つけたり腰を痛めたりすることは、会社にとって最大の損失だからです。
搬入の際も、一人が階段を登り、もう一人が下から支える、あるいは踊り場でバトンタッチするなど、負担を分散させる連携が確立されています。また、作業の進捗を常に共有し、誰か一人が無理をしていないか目配りをする文化があります。
この「一人にさせない」という安心感があるからこそ、体力に自信がなかった未経験者でも、少しずつ現場のペースに慣れていくことができるのです。
・自然と身につく体の守り方
毎日現場で施工(せこう:図面通りに設備を組み立て、取り付けること)を繰り返していると、無駄な力を使わずに動けるようになっていきます。重いものを持つときは背中を丸めず、膝をしっかりと曲げて腰を落としてから、足の力で立ち上がる。
こうした「正しい持ち方」を先輩から直接教わり、日々の業務で実践することで、怪我をしにくい体へと変わっていきます。
また、仕事で使う道具も進化しており、体への衝撃を和らげるサポーターや、長時間の立ち仕事でも疲れにくい靴など、プロ御用達のアイテムを揃える楽しみもあります。
自分の体を「資本」として大切に扱い、メンテナンス(良い状態を保つこと)する意識が芽生えることで、仕事を通じた自己管理能力も高まります。こうした積み重ねが、一生モノの技術を支える基盤となります。
■まとめ
システムキッチンの施工と聞くと「重くて過酷な仕事」というイメージを持たれがちですが、実際にはパーツごとに細かく分かれて届くため、一つひとつの重量は工夫次第で無理なく扱える範囲です。一番重い天板についても、必ず二人一組で連携して運ぶルールを徹底しており、個人の腕力だけに頼るような現場ではありません。
大切なのは力任せに運ぶことではなく、台車などの道具を活用し、体の重心を意識した「正しい運び方」を身につけることです。このコツさえ掴めば、体力に自信がない未経験の方でも、長く健康的にプロの職人としてのキャリアを積んでいくことができます。
■キッチン取付のプロを目指すならあーちに!

滋賀県米原市を拠点とするあーち株式会社では、現在、新しい仲間を募集しています。私たちは「職人が安心して長く働ける環境」を本気で追求しており、年間休日115日の完全週休2日制(土日祝休み)を実現しました。さらに、賞与は年3回支給し、家族手当や資格取得支援といった福利厚生も手厚く整えています。
現場へはマイカーでの直行直帰が可能で、仕事とプライベートにメリハリをつけて働けるのが自慢です。元農業や元製造業など、異業種からスタートした20代・30代の若手スタッフが、和気藹々とした雰囲気の中で切磋琢磨しています。
「重いものは持てるかな?」「自分に務まるかな?」という不安をお持ちの方も、まずは一度お気軽にお話ししてみませんか?丁寧な教育体制と、助け合いを大切にするチームがあなたをサポートします。少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください。
皆さんと一緒に現場で汗を流せる日を楽しみにしています!

